(2) 発音は最重要課題? それともファッション? その8

2010年で、世界の英語圏人口は20億人に達したと言います。

米国の人口は、2010年4月の米国国勢局データによると、3億875万人で、そのうち家庭でも英語を使用するのは、82.1%です。

訛りが強いとされるヒスパニック系が全体の16.3%を占め、南部の訛りの強い地域(東部、北部にもあります)の人口を除くと、皆さんのイメージされているアメリカ英語を話す人口は、多く見積もっても、おそらく半分以下の1億5千万人程度と思われます。

(日本で標準語の日本語を喋る人の割合から考えると、本当はもっと少ないとは思いますが・・・。)

その仮定のもとで、純アメリカ英語の英語圏全体に対する割合を求めると、8.3%が考えられる最大の率だということになります。

 

つまり、それだけマイノリティだということです。

多くの国や地域で使われているだけに、「インド訛り」、「豪州訛り」と、もともといろんな訛りのある言語なので、そのうちの一つとして、「日本語訛り」があったとしても、不自然はありません。

 

そもそも、私たちの目的は、きれいな、流れるような英語を喋ることではないはずです。

もちろんそのレベルに達することができるのであれば言うことはありませんが、英語は本来コミュニケーションのツールや手段に過ぎないわけであって、「ファッション」ではないと思うのですが、いかがでしょうか?

「英語が話せたらカッコいい」、そんな子どものようなとらえ方を大人はすべきではなく、もっと現実的に考えるべきだと、私は思います。

 

生粋の米国人並の発音を追求したいのであれば、まずは喋れるようになってから、その後で挑戦した方がいいのではないでしょうか?

「二兎を追う者は一兎をも得ず」

まさにそのとおりなのです。

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