<参考資料> オンライン英会話スクール解体新書 その2

ランニング費用

  • 営業許可

市役所と税務署の営業許可は毎年更新する必要があり、更新には約12万円程度が掛かります。

1ヶ月にすると、約1万円とみることができます。

ちなみに、このプロセスが煩雑で2~3ヶ月位掛かり、従業員の手間を大きくとられます。(衛生・消防等各種証明が必要)

  • 事務所費

60㎡とすれば、共益費込約12万円/月です。

  • 人件費

弊社の単価は、平均15,700ペソ、約42,400円/人・月です。

仮に15名の場合ですと、63.6万円になります。

廉価スクールの場合は、平均9,000ペソ、24,300円/人・月位だろうと推測します。

これに年1回のボーナスが法律で決まっており、約30,000円/人が必要になります。

(廉価スクールの場合、21,000円程度と思われます。)

15人だと450,000円、月割換算で2,500円/人、月額トータルを計算し直すと、人件費は67.4万円となります。

  • 社会保険料

日本と同じく会社負担が発生し、平均1人約3,800円/月です。

15名なら57,000円になります。

  • 税金

日本同様、源泉徴収制度があります。税率は人によって違いますが、平均1,900円/人・月です。(15人の場合2.85万円)

他に30%の法人税が発生します。ただし、送金額をコントロールすることにより、低く抑えることは可能です。

送金額はすべて売上に計上されるので、余分なお金を送ると法人税の餌食になります。

弊社の場合は、現地経費のほぼ同額を送金しているので、払っていません。(何年も続けるとヤバいらしいですが・・・。)

 

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