(4) 管理職時代 ~ 「英会話」の必要性を痛感 ~

いたずらに時は過ぎ、45歳くらいで管理部門のシニアマネージャークラスになったころ、突然副社長から、役員会をタイで行うので、スタッフとして同行するように命じられました。

いい経験だと思って、喜んで引き受けたのはいいのですが、英語で行われた現地子会社との2日間の会議を、すべて議事録として記録しなければならないハメになりました。

これははっきり言いまして地獄です。

残さず聞き取らないといけない・・・しかし、私の英語理解力レベルでは、まったく無理な話でした。

チンプンカンプンとは、まさにこのことです。

まったく何を議論していたのか、さっぱり分かりませんでした。

結局、帰国してから、現地の日本人マネージャに電話で訊きまくり、議事録は無事に作成できました。

ここでまた、私の今までの英語力強化への努力は、恐ろしくムダであったことを改めて思い知らされたわけです。

 

「会社はどんどんグローバル化していく、私だけが取り残されていく・・・」

これ以上出世するのはムリかも・・・

 

このときの私には「焦り」しかありませんでした。

 

短期間で喋れるようになるという有料メルマガを購読したり、アマゾンでいくつもの書籍を買ったり、Infotopなどのダウンロード教材のサイトで、48日とか、90日とかで喋れるようなるといったような、「衝撃的なタイトル」のついた、一つ数万円する教材を片っ端から購入しては試しました。

 

どれ一つとして有効なものがなかったことは言うまでもありません。

焦りはあるものの、さんざん今までいろんなことにチャレンジし、挫折を繰り返してきた私には、もう何の手段も残されておらず、「会社のグローバル化に取り残される」という事実を受け入れる以外にはありませんでした。

 

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